夢を見た。 世界が終わる夢だった。 いつもの、何もかもが自分を置いて行ってしまう夢だ。 手の届かないところへ、すべてを連れて行ってしまう夢だ。 その夢は必ず妹と母親の笑顔から始まる。 そして次に、忠誠を近い、傍にいることを許した人達の姿が現れだす。 誰も彼もが笑顔でいる。 そして、禍々しい赤い光が世界を包む。 みんなの笑顔が全て消え失せ、静止の言葉も届かずに、誰も彼もが戦場へと歩き出す。 始めは抽象的だった終末が、次第に現実とリンクしてきたのはいつだっただろう。 そして、誰も彼もが戦場で死んでいった。 そして、いつの間に悪夢は成長したんだろう。 戦場で倒れていく仲間の姿が。大切な人たちの姿が。 現在の大切な人たちへと姿を変えていく。 弓で射られたアレクの姿が、銃弾に倒れたミレイさんに変わる。 リンスがリヴァルの死体に変わる。 胸から下が無くなっていたミランダはカレンに変わった。 庇いあって死んだフェイクとセインは、ユフィとスザクに。 給仕のノネとフィレットがニーナとシャーリーに。 摘み重なった兵たちの死体は黒の騎士団員達になって。 扇さんが首を飛ばされて。 玉城が狂い死んで。 藤堂さんは槍で串刺しにされて。 四聖剣は・・・どうだろう。バラバラになりすぎて誰が誰だか分からない。 そうやってみんなが死んでいく中で、とうとうリリと母上の姿がナナリーと咲世子さんになって・・・・・声のない呼 び声に振り返る。 夕日を背にした黒い影は、間違いなくゼロだった。 ゼロが佇んでいる。 いつもその存在に安堵する。 次に来る悲劇を知っているのに。 起動したサザーランドが、人の幅よりも太いランスでゼロを貫く。 力のなくなったゼロは、まるで操り人形のように手足が降られて、槍の飾りになり。 仮面が弾みで落ちて。 顔が露にされて。 そして、いつもそこで目が覚める。 けれど、今回はそうならなかった。 僕は今、その顔をはっきり見ていた。 艶やかな短い黒い髪。 宝石を埋め込んだような紫水晶の瞳。 虚ろに開かれた目も、口も、何も写さなければ、何も言わない。 ルルーシュ。 予想通りのその姿に、どうしてか、涙が出なかった。 諦めていたからとか。 覚悟していたからじゃない。 誰かが、呆然と立ち竦む僕の手を、慰めるように握っていたから。 その手は、この冷たく辛い世界の中で、唯一温かい異質なものだった。 手の主が言う。 『まだ、間に合うだろう?』 間に合う? 『これは夢だ』 そう。夢だ。 だけど・・・ 『お前が、未来を変えればいい』 手の主は言う。 この世界は1つの未来だと。 自分の心が見せる、未来の1つだと。 できるのだろうか? 『成し遂げるんだ。俺と、お前で』 君と・・・か。 そうだね。 一人でできないのなら。 二人で作り上げていけばいい。 こんなことにならないように。 君が、いつでも手の届く場所にいてくれるように。 その為に。 惜しみない力を。 <こころのありか> 4 差し込む日差しの眩しさに眩んで、ライは目を開けた。 行政特区日本の総本部。良く見慣れた部屋だから、ゼロに宛がわれた部屋の、仮眠室だ。 眩しかったのはカーテンが引かれずにいたせいで、窓際にベッドが設置されているため、日差しを直に喰らってしまったようだった。 いつもならこの部屋はあまり使うことはないのだが・・・どうしてここで寝ているんだろうか? ライは自分でベッドに入った記憶がないことに気付く。 (たしか・・・昨日は・・・) 記憶を呼び起こして、ライはベッドから飛び起きた。 一足飛びで部屋を出て、廊下を全力で走る。途中何度か人とぶつかりそうになったものの、それでもライの勢いは止まらず、ただひたすらに目的地へと駆け抜けた。 そして目的地へ辿り着いて―― 「うわっ」 「きゃっ」 「っ!?」 出てきたスザクとユフィに衝突しそうになった。 「すまないスザク、ユーフェミア様」 「ああびっくりした。ってライ!もう大丈夫なのかい?」 なぜか詰め寄ってくるスザクに疑問を抱くが、ライ自身も今はそれ所ではなかった。 「ああ。すまない。急いでいるんだ」 馳せる心を抑え切れず、ライは上の空のままスザクを流す。 が、スザクもユフィもライを物理的に引き止めてきた。 二人の顔はライを真剣に心配していた。ライの服を握る手は必死で、取るに取れない勢いだ。 「本当に、絶対、大丈夫なのですか?」 「ライ、いつものやせ我慢じゃないよね?」 「いや、本当に大丈夫だから・・・」 通してくれ・・・・と叫んでしまいたい。 やきもきするライとスザクとユフィの間に割って入ってきたのは、部屋から出てきたラクシャータだった。 「はーいはーい。病室の前で騒ぐもんじゃないよぉ」 あたしが言うもんじゃないけどねぇ。と言って、こちらもライには理解不能の嬉しそうな笑みを湛えている。 そして、その笑みは間違いなくライへと向けられているのだ。 この三者三様のやり取りにライは混乱するしかない。何か可笑しなことをしただろうか? それより、今一番の一大事は――― 「ゼロは、大丈夫ですか?」 「傷口以外は健康そのものよぉ。後はほっとくだけ」 それを聞いて、ライは胸に手を当てて安堵の息を吐いた。 起きて一番に蘇った記憶は、ルルーシュが撃たれたシーンだった。 あの後、処置を施されていたのを見ていても、ライは確認を取らないと気がすまなかった。 後は本人が元気な姿を確認すれば安心できると考えて、部屋に入ろうとして、ラクシャータは相変わらずにやにやと笑ったままライを見ているのが気になってしまった。 「なんですか?」 含みのあるその笑みに、首を傾げる。 「ん〜?べっつに〜なんでもないわよ」 明らかに何かあるとしか思えない。 じっと答えを求めるように凝視して伺うが、ラクシャータは目もくれず、「ほらほらお姫様と騎士様はまだお仕事溜まってるでしょ?」とユフィとスザクを追いやっている。 「ラクシャータさん?」 そうして、まだライを心配し続ける二人を追い払ってから、ラクシャータはまた意味ありげに笑みを浮かべた。 じっとライを見る目はとても楽しそうで。 「やっと、イイ顔になったわね」 言う言葉はさらに謎を呼んで。 「これからが大変よぉ。せいぜい頑張りなさい」と、何の為のエールか分からない励ましの言葉を言って、去ってしまった。 残されたライは、首を傾げることしかできない。 「そうだ。ゼロ」 分からないことは後で考えるとして、今は第一目標を完了させる。 ライは、ようやく目標の部屋へと入室した。 そしてライを迎えたのは・・・ 「ああライ。悪いが少し待っていてくれ。今やっている分を終わらせたいんだ」 ベッドの上でコンソールを弄くっているルルーシュだった。 「何をやっているんだ・・・」 出る言葉に溜息が追加されるのは仕方がない。 銃で撃たれ、重症とも取れる程度には怪我を負ったというのに、どうして執務をこなしているのか。 心底仕事馬鹿だななどと言いたくなる。 しかし、言われた方はどこ吹く風だ。 「溜まりに溜まった書類を片付けているんだ。有能な俺の部下はやっていいと言っているのにしてくれないからな」 「重要な役目を担うものを、上を通さずに処理できるわけがないだろう。そうじゃなくて、怪我人は寝ているほうがいいんじゃないのか?」 処理が終わったのか、ルルーシュはコンソールをサイドテーブルに置く。 「生憎と暇を持て余して生きていけるようにできてないんだ。多少忙しい方が楽なタチなんでな」 元々デスクワークの方が圧倒的に多いから、傷に障りは無いしな。と、眉間に皺を寄せるライに仕事馬鹿確定の印を脳内で押されたルルーシュは肩を竦めてみせた。 「そういう問題じゃないだろう」 もう何を言っても無駄だと分かっているだけに言葉も出ない。ライはまた溜息を吐いて備え付けてあった椅子に座った。 ルルーシュはふん。と思案して。 「お前の方は、もう大丈夫な様だな」 「?何のことだ」 本気で首を捻るライに、「しょうのない奴だ」とルルーシュは苦笑する。 傷が痛むのか、背もたれに寄りかかって楽な姿勢を取りながら、 「二日前に話も途中で眠ったんだよ。俺の前で」 そう言った。 「僕が?」 聞けばしっかりと頷かれる。 困ったことに、ライにはまったく覚えのない話だ。 が、やっとさっきまで受けた反応の意味が分かった。ユフィとスザクの心配も、ラクシャータの意味ありげな言葉も全てこのことだったようだ。 言われれば、どうして記憶は蘇ってきて、混乱時のことも呼び起こされる。 今考えるとあまりの醜態ぶりに、羞恥心が溢れる。 「あんまり気持ち良く寝ていたから放っておけば、丸二日寝通しになるとは思わなかった」 確かに、寝すぎだ。 夢も見ない眠りだったからか、体感時間は通常の睡眠と変わらないというのに。人間の体とは不思議なものだ。 だが、仕方ないのかもしれない。この一週間、ライは殆ど眠っていなかった。 「寝不足にしても、眠りすぎだ」 ルルーシュが、ライを見る。 ライは瞠目した。 「どうして知っている?」 寝不足だったことは、誰にも言っていない。ラクシャータには睡眠薬を処方してもらったが正確に話してはいない。 ナナリーも、ユフィも、咲世子も、生徒会のみんなも誰も気が付いていなかった。 なのに、どうして遠く離れていたルルーシュが。 「心配だったからな。見張らせていた。こういう風に役立つとは思っていなかったが」 お前のことは随時報告を貰っていたんだと、暴露していくルルーシュ。 今まで見張られていたのかと思うと、いくらルルーシュの命令でも気持ちのいいものじゃない。 「悪趣味だ」 「仕方ないだろう?俺の意中の人は鈍感の上に色恋に関してとんちんかんな答えを平気で出せる大馬鹿者だからな。 目を離したらどういう答えを出すかと気が気じゃなかったんだ。それにもう過ぎたことだ。とやかく言うな」 素直に不快を口にすれば、横柄に返すルルーシュ。 この男は・・・・自分を何だと思っているのだろうか。 別に鈍感でもなければ頓珍漢でもない・・・・・・・・と、思う。おそらく。 唸るライにルルーシュは噴出し、その顔はすぐに別の表情になって、ライの髪を撫でた。 「・・・また、あの夢を見たんだろう」 あの日と同じように。 「・・・・ああ」 過去の記憶を取り戻した頃の夢は、何もかもが悲惨だった。 曖昧なものが全て鮮明になってライを追い詰める。 魘されるライの声が隣にまで聞こえたのか、ルルーシュが部屋まで来て、その時もこうして小さい子供にするように髪を撫でていた。 優しいその手に救われていた。 「けれど、前よりも酷くなっていた」 撫でる手を下ろさせてから、ライは今見ている夢の内容をルルーシュに話した。 今ですら耐え切れない昔の記憶に加えて、現在ライが接している人たちが次々と死んでいく夢を。 「もう、二度と見たくはない」 何度そう思って眠っても、終わらないそれ。 どんな拷問よりも酷い仕打ちだ。 「当分はないだろう。お前が眠れたのがいい証拠だ」 しかし、ライの心情を知ってか知らずか、ルルーシュはさらりとそう言った。 「連続して同じ夢を見ることは何かの不安の現れだ。解消すれば見なくなる」 「解消・・か」 これからも、見ないで過ごせるように。 見たとしても、取り乱したりしないように。 それはどうすれば叶うのか、もう答えはライの中で出ている。 「ルルーシュ」 ライは目の前の青年を見た。 自分とほぼ同じ年頃の、けれど、まったく違う時代に生まれ、数奇な運命によって出会った人。 家族以外に、何よりも守りたいと思った人。 「僕は不安の塊だ。また別の形であの夢を見る日が来ると思う」 あの夢は自分の戒めだ。 すべてを忘れないための、罪を忘れないための自分への戒め。 だからどんなに傷ついても、耐えてみよう。 「また、大騒ぎするかもしれない」 不安や恐れを隠す傾向にあるのはしょうがない。 一時とはいえ王であった自分には、弱みを周囲に見せることは国の滅びに繋がることだった。 今はしなくてもいい時と分かっていても、染み込んでしまった習性は消えないだろう。 「きっと迷惑をかける」 面倒くさい性分なのだ。今回のことで痛感した。 「お前の世話はもう慣れた」 「そう言ってくれると助かる」 自分が、思っていたよりも孤独を恐れていたことも。 「ついでに、僕を見捨てないでくれれば最高だ」 祈るようにライは告白した。 今度はルルーシュが溜息を吐く番だ。 「お前は本当に押し問頭が好きだな」 「すまない。どうしても許せないんだ。自分が幸せになることが」 そして恐ろしい。 また『世界』が崩れることが。 大切なものが壊れるのは。 そしてそれと同時に、求める声を拒むことも、いつの間にか自分の気持ちを偽ることもできなくなっていたから。 「だけど、きっと、僕はもう、君の傍でなければ生きていけないから」 灰色の世界の中で鮮やかに光る存在。 絶対に失いたくないもの。 どんなに遠回りを重ねても、それだけは変わらなかった答え。 好きだ。 ルルーシュが。 この男が、好きなんだ。 「熱烈な告白だな」 一瞬呆けた顔が笑みを浮かべる。 「お気に召さないか?」 「いいや。大歓迎だ」 妖艶な笑みを浮かべ、紫水晶の瞳に怪しさが滲んだのを見た瞬間に、ライはルルーシュの腕の中に捉えられ頤に手をかけられた。 「る、ルルーシュ?」 ルルーシュの顔が触れそうな程近い。「なんだ?」と言いながら唇をなぞる指が妖しい。 「君はどうしてそう…節操がないんだ」 どうして今まで普通でいられたんだろうか。ライは自分で自分に問いかけたくなった。 熱が溜まっていく頭部は、既に紅潮していることだろう。 「いつも振り回されているんだ。こういう時くらい俺が振り回したくなるだろう?」 「振り回した覚えはないんだが・・・」 「お前は感情と思考がまったく連結していないんだよ」 「・・・それは・・・・・認める」 「分かっているなら付き合え」 とうとう、ライの唇がルルーシュのそれに奪われた。 「ふ・・・・・」 唇が貪られる度に感じる背筋の震えがいつもに増して苦しい。 無自覚に応えていた身体がさらに敏感になっていることに戸惑って、ライはルルーシュの背中へ縋りついた。 「るるーしゅ・・・傷は平気なのか?」 「表面はもう塞がっている。現代の医療技術を甘く見るな」 まだ足りないとルルーシュはそこかしこに吸い付いてくる。 くらくらする過ぎたそれに、ライは追いつくのがやっとだった。立っていたら今頃崩れ落ちているだろう。 ライの吐く甘い吐息を聞きながらルルーシュが首筋へ口付ける。強く吸い付いたそこにびくりとライの身体が跳ねて、赤く鬱血したそこを満足そうに撫でた。 「さっき、お前は自分の幸せが許せないといったな」 「・・・ああ」 「前には俺の幸せを望むと言った」 「ああ」 「そして、俺たちは既に誓い合っている。共にいることを」 「ルルーシュ?何を・・・」 「お前が不安に思うことは、何もないと思わないか?」 ルルーシュの瞳に写るライ自身が見える。 映った姿は今にも泣きそうになっていた。 「それともお前は、分からせなければいけないのか?」 頭で理解することと、不安は別物だ。 「俺はお前を手放す気は毛頭ない」 そう言われる度に喜びは増すけれど、それと同時に付き纏う不安。 つくづく自分は弱い。 ルルーシュのライを抱く手に力が篭る。身体が引き寄せられたが、ルルーシュが呻き、舌打ちした。 「傷さえなければ・・・」と言う呟きは、ライには届かなかった。 「ルル・・・・んんっ」 傷に触ったのかと心配するが、すぐにまた口内を貪られて思考を奪われる。 「こんな危なっかしい人物を放っておくことができる訳がないだろう」 とろりと目を緩ませたライの額とを重ね合わせられる。 「天然で、不器用で、人が良すぎて、嫌われることを恐れて、人のことばかり考えて、自分の事を顧みない。 人を馬鹿正直に信じるくせに、人の気持ちにあまりにも鈍感だ。 そんな奴を放っておいたらどうなるか、こっちの方が気が気じゃない」 「そこまでじゃないと思うが・・・」 「内に入れた人間の話だ。それでも警戒心に乏しい」 言いたい放題だな・・・と思うが、あまりの言われようのせいか、ライは素直に申し訳なく思ってしまった。 「ライ」 ルルーシュが呼ぶ。その声はか細く、弱弱しくて。 自信に満ち溢れた態度など欠片もない。 「何処にも行くな」 互いに不安なのだと分かって。 「お前の居場所は、ここだけだ」 縛り付けてくれればいい。 こうして、何も考えないくらいにしてくれればいい。 不安なんて起きないくらいに。 「僕は・・・・誰よりも幸せなんだな」 引き止めてくれる手がある。 心配してくれる人がいる。 力をくれる人がいる。 見え辛いそれを、見つけることが出来た。 「ルルーシュ。こちらこそ」 どうか。この幸福がいつまでも続くように。 その為なら、この身を差し出しても構わないから。 二人は、そのままいつまでも抱き合っていた。 どちらとも、自分から離れることができなかった。 ようやく身体が妙にぎこちなくなって自然と離れる頃には、既に夜になっていた。 二人は揃って顔を見合わせ笑い合う。 その笑みはとても、幸せに象られていた。 <了> 終了です!終わりました!なんかやり遂げた感がないのは気のせいだ!ふりだしに戻るとかなってないし! これからは二人で乗り越えていってくれ! ああ。まだまだ付き合うのかな・・・? ここまで読んで下さった方に感謝いたします。ありがとうございます。 拙い文章のために読みにくい上に、長々と話が伸びてしまったのは管理人の未熟ゆえ。深く深く反省しております。 いつも一人称で書くことが多いので、挑戦と言う形で人の心情を一人に絞らないようにしようと三人称に構成し心がけたのですが、圧倒的にライ視点が多くて多くて・・・どうしようかと思いました。(特に後半) ルルーシュの視点も心情も考えてたのに・・・・どうやったら書けるのやらと途方に暮れたり・・・ 独りよがりにならないようにと注意して、何が独りよがりなのかがわからなくなったり・・・ さらに無駄に仕草の表現を入れるからえらい文字数になったりして。必要かなと思って入れたのには違いないんですが。(ううん・・) まだまだ色んな修行が足りない。 ルルとライが幸せなままでいると感じるにはどうしたら良いか。これからも三人と、他の子達と一緒に考えていこうと思います。 最後にキャラに一言。 ライ。ありがとう。君程やりづらいキャラクターもいなかったよ。勉強になった。これからもよろしく。 ルルーシュ。ありがとう。王様モードでリードしてくれたから、ダメなりに何とかなった気がします。ライを死ぬまで・・・いや、死んでも放さないで下さい。よろしくたのむ。 そして二人を見守ってくれた人たちに、最大の感謝を―――― |