〜夏〜inデイバン







「あー・・・つー・・・・いー・・・・」

イヴァン「あ!ってめ!扇風機の前独占すんじゃねーよ!!ファック!」

「いやだあああ。ここにいるーーーーーーー!!ここじゃないと死ぬーーーーー!!」

ジャン「そこの子供たち〜、あんまり暴れるとさらに汗かいて暑苦しくなるぞ?
    ――――はあ、いや〜・・・それにしても蒸すわ。なんなのこの湿気」

ベルナルド「昨日の大雨のせい、だな。朝までふっていたものが蒸発しきれずに残ってるんだろう」

ルキーノ「風でも吹いてくれればまだマシなんだが・・・くそっ、汗が引かねえから気持ち悪くてたまらん」

ジュリオ「デイバンは海に近いので、他の地域よりも湿度が高いです、が・・・今回は異常です、ね」

「いや、涼しい顔で言われても・・・説得力ねーぞ?」

ジュリオ「お前が騒ぎ過ぎなだけだ」

「(ムカ)正直に生きて何が悪い」

ジャン「あーもう、やめやめ!! 、確か昨日作ったアイス残ってたよな。それ食うぞ」

「えええ〜!!??」

イヴァン「なんでそこで不満声出すんだよ」

「だってあれオレの食後の楽しみ!!ジャンはともかく他の奴にやるのヤダ!」

ルキーノ「ケチケチすんじゃねーよ。 おー、これか?」

ジュリオ「バニラアイスに・・・生のミントを刻んで混ぜたのか」

「おう!ミントはすーっとなって涼しくなるからな!って・・・あー!!そんな全部よそうなよー!」

ジャン「また作るの手伝ってやっから。 ―――ぉほ〜!見ただけで涼しくなるぜ!サイコウだなっ」

ベルナルド「普通のものよりも、甘みが抑えてあるな。なかなかいける」

「ううっ・・・オレの・・・オレのアイス」

イヴァン「こんなもんで泣くんじゃねーよガキ」

「素直の何が悪い!!」

ジャン「はー・・・生き返る〜、うまいな〜ジュリオー」

ジュリオ「はい・・・ジャン、さん」

ルキーノ「今度はゼリーでも作ってくれよ」

「・・・・上司なんて・・・・・嫌いだ・・・・」





こいつらどこにいるんだろう・・・